小樽和菓子工房 游菓|歴史的建造物で営む和菓子屋さん!必食は絶品のフルーツ大福!|小樽市色内

前回は…

TVでたまたま見かけた、小樽市の酒蔵「田中酒造」さんで作られている「本みりん」。今回はこの本みりんを買うために小樽市まで車を走らせました。前回ご紹介したのは、小樽の天狗山麓にある洋食屋さん「ラ・サリーナ」さん。ランチを食べに伺ったのですが、想像以上に美味しいパスタとロールキャベツを食べることができて大満足!景色が良い場所なので、晴れていればテラス席がおススメです。機会があれば一度伺ってみて下さい。
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店舗外観

ランチのあとはスイーツ。妻が甘いものが食べたくなったとのことで、次のお店に向かいます。カフェでティータイム、なんてことでも良かったのですが、お昼ご飯をガッツリ食べてしまったのでお腹はそれほど空いていませんでした。なので、選んだのはテイクアウトができるお店。本日は2017年4月にOPENした和菓子屋さん「小樽和菓子工房 游菓」さんへ行ってきました。

 

「小樽和菓子工房 游菓」の店主「青木」さんは、生まれも育ちも小樽とのこと。小樽市内の老舗和菓子屋さんで28年間修行をした後、小樽の歴史的建造物「旧塚本商店」の1階にお店をOPENさせたそうです。お店ではどら焼きや大福などを中心に、色々な種類の和菓子を取り扱っていました。

お店の場所ですが、小樽の観光通り「堺町通り」の北西側の延長沿いにあります。また小樽駅から向かう場合は、小樽駅から真っすぐ小樽運河の方向へと進み、カラオケ店「スリラーカラオケ」のある交差点を右折。右折して直ぐに見える「旧塚本商店」の1階にあります。詳しい場所は下の地図でご確認下さい。

 

店内の様子

早速店内へ。中はそこまで広くはありませんが、歴史的建造物を改装したためかとても趣のあるお店です。ほとんどの商品はレジ横のショーケースの中に並んでいました。なのでラインナップが一目でわかります。

 

商品の一部をご紹介。
中でも「どら焼き」「游菓」さんの人気ナンバーワンとのこと。生地には小樽地鶏」の卵が使われており、しっとりふわふわの食感です。また皮と餡が別々の「おてもりどらやき」も見逃すことのできない一品。餡は、つぶあん・いちごクリーム・生クリーム・抹茶クリーム・カスタードの5種類から好きな味を自由に選ぶことができるそうです。

  • どら焼き      150円
  • 中花まんじゅう   500円
  • 苺大福       250円
  • マドレーヌ     150円
  • おてもりどらやき  170円
  • パイン大福     180円

 

  • 豆大福     130円
  • 蓬大福     130円
  • 生どら     180円

 

  • 冷凍みかん大福   250円
  • おだんご      250円
  • チョコまん     160円
  • さくら餅      130円

 

焼き印を自由な文字やイラストにできるサービスも行っているみたいです。詳細はお店まで。

 

家に帰って、たくさんいただきました!

家に帰ってから、早速いただきました!
今回購入したのは、以下の4点です。

  • 冷凍みかん大福
  • 苺大福
  • 桜餅
  • 生どら

 

苺大福
ピンクの求肥の苺大福。中の餡は「練乳餡」です。苺は大きすぎず程よい大きさで、みずみずしくて甘さ控えめ。中の練乳餡がとても美味しく、ほのかに感じる苺の酸味と練乳餡の甘さがとても良く合います。苺と練乳の組み合わせですもの、合わない訳がありません。

桜餅
粗めにつぶしたもち米で餡を包んだ、とても食感の良い桜餅です。甘さ控えめで、桜の葉の塩味が良く合いました。

 

冷凍みかん大福
小ぶりなみかんがそのまま入った「冷凍みかん大福」。完全に解凍してから食べても良し、半解凍でシャリシャリの食感のみかんを楽しんでも良しと、1度で2度楽しむことができる大福です。このフルーツ大福シリーズは、游菓さんで見逃すことのできない商品の1つ。他にも「パイン」の大福や、時期によっては「シャインマスカット」の大福などがあるそうです。酸味が少なく甘めのみかんと、白あん・求肥の組み合わせが◎!手土産などにもピッタリの美味しい大福でした。

 

生どら
小豆を使った生クリームが挟まったどら焼き「生どら」。普通に美味しかったですが、小豆入りの生クリームの主張が強く、折角の小樽地鶏の卵の風味が感じられませんでした。まず普通のどら焼きをいただいてから生どらを食べていれば、もっと違った感想になっていたはず。凡ミスでした…。

 

游菓さんの建物は歴史的建造物!?

「游菓」さんの入っている建物は「小樽市指定歴史的建造物」として認定されている歴史のある建物です。建物には「游菓」さんのほか、飲食店「cafe色内食堂」がテナントとして入っています。

 

建物名は「旧塚本商店」若しくは「丸市後藤商店」。近江(滋賀県)出身の呉服太物商の店舗として建てられた、1920年築の木骨鉄網コンクリート造2階建」の建物です。特徴は防火対策が徹底されていること。1907年に起こった小樽の稲穂町大火は市街地を焼き尽くすほどだったそうで、その後より防火構造の建物が普及したそうです。この建物も防火のために、木造ながら外壁をコンクリートで塗り固め、出入口や窓を防火戸で覆う工夫がなされています。

 

またこちらの建物は第1回小樽市都市景観賞」に選ばれた建築物だそうです。なお、小樽市都市景観賞の概要は以下の通り。

 小樽市都市景観賞は、小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの関心を高めていただくため、昭和63年に設けられました。
 都市景観の形成に寄与している建築物やイベントなどを行っている個人・団体に小樽市都市景観賞を、小樽市都市景観賞に準じるもので、良好な都市景観形成への積極的な姿勢と努力が認められた個人・団体には都市景観奨励賞を贈呈しています。

 

「cafe色内食堂」の入り口がこちら。
ランチでは、店名にもなっている小樽の地名をもじった「色内弁当」「ステーキ弁当」などを手軽な値段でいただくことができます。またあんみつ・ぜんざい・わらび餅などの、和スイーツの種類も豊富。ディナーでは、ステーキ・ハンバーグ・ビーフシチューなどの洋食メニューが中心となる様です。

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SNSの反応

 

次に向かったのは…

甘いものを軽~く食べたかったため向かったのは、たまたまネットで見つけた和菓子屋さん「游菓」さん。特に冷凍みかんや苺の大福がとても美味しく、ペロッと平らげてしまいました。お土産にも喜ばれそうな変わった和菓子もありましたので、次に小樽に伺うときには手土産に使わせていただきたいと思います。さて次は、今回のドライブの目的地「田中酒造 亀甲蔵」へ向かいます。目的の本みりんの購入と、田中酒造の酒蔵見学を楽しんできましたので、その様子をお届けします。

<次の目的地は…>
準備中

 

 

【小樽和菓子工房 游菓】

住所:小樽市色内1丁目6-27 後藤商店1階
電話:0134-55-5747
営業:9:00~18:00
定休:木曜

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