かま栄工場直売店|小樽の老舗かまぼこ工場を見学!店舗限定の揚げかまぼこも。|小樽市堺町

前回は…

今回の目的地は余市町。その途中に通った小樽市では、「ミシュラン北海道2017」で1つ星を獲得した「伊勢鮨」の駅中店で、昼食に美味しいお寿司をいただきました。また食後は小樽駅前のカフェ「マリーローランサン」を訪問。紅茶とケーキで素敵なティータイムを過ごしました。さて次は一旦小樽駅前を離れ、観光名所「堺町通り」にある老舗かまぼこ店「かま栄」さんの工場見学に伺いました。
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小樽の老舗かまぼこ工場へ

次に向かったのは「かま栄工場直売店」
小樽の観光地「堺町通り」沿いにある、明治38年創業の老舗のかまぼこ店です。「かま栄」さんと言えば有名なのは「パンロール」。魚のすり身をパンで包み揚げたものです。昭和37年より販売されたパンロールですが、今やかま栄さんの大人気商品。「かま栄工場直売店」はそんなパンロールを始め、色々なかまぼこ作りの様子を見学することができるお店です。

 

かまぼこの製造行程を見学

工場見学場所は店舗の一番奥にあります。
ルートに沿って見学する様な広い工場ではなく、ガラス窓越しに製造の様子をいつでも見学することができるコンパクトな工場です。時間によって製造の過程が変わり、また製造自体を行っていない日もありますので、見学の際には事前に公式HPで確認されることをおススメします。以下、注意点など記載します。

  • 工場の休日は公式HPにてご確認下さい。
  • 工場は午前9時より見学できます。
  • 見学は予約不要です。
  • 作業の多い時間帯は概ね10~11時半くらいの間だそうです。
  • 12:30~13:30までお昼休みとなり、作業が中断されます。
  • その日の製造量にもよりますが、15時位には大方の作業は終了します。

 

工場見学通路からは、ガラス越しにカマボコ製造の様子を見学することができます。中ではたくさんの方達が、かまぼこの元である魚のすり身をこねたり形成したりしていました。

 

かまぼこの形成は機械で行っていると思っていたのですが、大半は手で形成を行ってました。大量のすり身をこねながら形成していく様子は結構見物です。

 

こちらではかまぼこを球状に形成していました。親指と人差し指で作った輪の中を通す様にして、形を整えていきます。

 

原料となる魚を擦って潰すことを「擂潰(らいかい)」と呼ぶそうですが、こちらでは機械を使って擂潰を行っている様子を見学することができました。

 

見学通路の奥では10分ほどの解説ビデオが流れています。

 

反対側の奥にはパネル展示。かま栄さんの沿革が記されていました。

創業は明治38年とかなり老舗のかま栄さんですが、魚のすり身をパンで包み揚げた名物「パンロール」の販売開始は、なんと昭和37年。人気商品であることは知っていましたが、販売開始から55年以上も経っていたことについては流石に初めて知りました。

 

かまぼこの製造工程や、Q&Aもパネル展示されていました。

 

店内ではかまぼこの購入もできます

かまぼこの製造工程を見学した後は、店内での買い物はいかがでしょうか?
物販コーナーではお菓子やキーホルダーなどの土産物の他、持ち帰り用のかまぼこの購入も可能です。アイテム数が多いので、小樽へ来た際のお土産を全てこちらでまかなうこともできます。

 

持ち帰り用のかまぼこは、1つ1つが大きくて種類も豊富。自分で食べるのにはもちろん、見栄えも結構良いので手土産などにも適しています。値段も大半が1つ500円以下とお手頃。味も食べごたえも抜群ですので、工場見学に来た際には是非買って食べてみて下さい。

 

テイクアウトコーナーも充実

また店舗ならではのかまぼこの購入もいかがでしょうか?
地方発送を行っていないため、店舗でしか購入することのできないのは「揚げかまぼこ」。食感などが落ちてしまうので仕方のないことなのでしょうが、せっかく店舗併設の工場にきたのですから是非買って帰りたいものです。人気商品の「パンロール」を始め、定番の「ひら天」「マヨサンド」なんかも美味しそうでしたよ。

 

こちらがメニュー表です。

 

お店の一角にあるのは「かま栄カフェ」。店内の一角に設けられたイートインスペースで、かま栄さんの一部の人気メニューをいただくことができます。

「パンロール」はもちろん、ウインナー入りかまぼこをホットケーキミックスで揚げた「和ドック」や、ジャガイモ入りでホクホクの食感なフライドポテト風のかまぼこ「ポテかま」などのメニューが並んでいました。

 

次に向かったのは…

小樽に住んでいる人なら誰でも知っているくらい有名なかまぼこ屋さん「かま栄」さん。知名度の高い「パンロール」などの影響もあり、今や札幌の方でもかなり多くの方に知られたお店だと思います。そんなかま栄さんの中でも、こちらの「工場直売店」は、予約無しで気軽に工場見学をすることができる貴重なお店でした。「堺町通り」を歩かれる際には、是非一度お立ち寄り下さい。さて、次はいよいよ目的の余市町に向かいます。余市といえば「マッサン」でお馴染みの「ニッカウヰスキー」。かまぼこの工場見学の次は、ウイスキーの工場見学に向かいます。

<次の目的地>
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【かま栄 工場直売店】

住所:小樽市堺町3-7
電話:0134-25-5802
営業:9:00~19:00
定休:1月1日

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