店舗外観
この日ランチをいただいたのは「食堂志らいわ」さん。
古ぼけた看板、看板の字体、色あせた暖簾など、どこからどう見ても昭和レトロ感満載の昔から長く続いてそうな食堂です。食べログ情報によると、どうやらオープンは1970年とのこと!既に40年以上も営業されているそうです。建物自体も年期が入ってそうな、昔ながらの住宅。とてもきれいな外観とは言えないけれど、個人的にはとてもそそられる雰囲気のお店です。
お店の場所ですが、住所は札幌市清田区清田になります。
「厚別滝野公園通」と「北野通」がぶつかる交差点の近くになり、交差点そばにある「しまむら」の裏の小道にお店はあります。駐車場はお店の左側に4台分。大きな車でも停められそうなくらい余裕がある駐車場でした。
サバ塩玉子焼
サバ塩玉子焼 750円
色々とあったメニューの中から「サバ塩玉子焼」を注文しました。定食で、以下のものがセットになっていました。
- サバの塩焼き
- 玉子焼き
- キャベツの千切り
- たくあん
- ごぼう、ニンジン、こんにゃくの煮物
- 味噌汁
- ご飯
ふっくら炊かれたご飯は、米が立っていて美味しかったです。濃い目のお味噌汁も、ご飯が良く進みます。
たくあんに、ごぼう・ニンジン・こんにゃくの煮物。煮物は見た目からあからさまに手作りで少々濃い味。とても美味しく、これまたご飯が進みます。
こんがり焼かれたサバの塩焼きは、ほどほどの塩加減と脂のノリです。2切れもついてくるので量も十分。しょうゆで味付けされた玉子焼は、焦げ目が入ったいびつな形で手作り感満載です。どちらも美味しく、ご飯が足りなくなりそうなくらいでした。キャベツの千切りにはマヨネーズがかかってました。
ハンバーグ定食
ハンバーグ定食 750円
妻がいただいた「ハンバーグ定食」。ハンバーグの上の目玉焼きがそそられます。内容は以下の通りです。
- 目玉焼きハンバーグ
- キャベツの千切り
- たくあん
- ごぼう、ニンジン、こんにゃくの煮物
- 味噌汁
- ご飯
ハンバーグ定食ですが、ハンバーグ以外は「サバ塩玉子焼」と同じ内容でした。
そのハンバーグですが、明らかに手ごねの食感のハンバーグ!価格から業務用ハンバーグを温めたものを想像していたのですが、こちらのハンバーグはどちらかというと家庭で作ったハンバーグでした。つなぎの食感こそ残りますが滑らかな食感で、ソースもケチャップとソースを合わせた様な家庭的なデミグラスソース。なかなか出会う事の出来ない味ですが、とても懐かしくて美味しいハンバーグでした。目玉焼きの半熟加減も丁度良く、合わせて食べると更に美味しかったです。
メニュー表
こちらがメニュー表。
メニューはテーブルにあるのではなく、カウンターのところの黒板に書かれてます。ラーメン・チャーハン・カレーに定食など、種類は豊富で全てリーズナブルです。一部メニューを以下に記載します。
- ラーメン 600円
- 玉子丼 550円
- カレーライス 650円
- 中華丼 750円
- かつ丼 750円
- ステーキ丼 750円
- オムライス 750円
- ショウガ焼き定食 750円
- あんかけ焼きそば 750円 など
店内の様子
外観同様、店内も昭和レトロ感満載の食堂です。テーブルやイスなども年季が入ったものでしたが、お店の中はキレイにされてます。愛想の良いおばあちゃんと、その息子?(孫?)の2人でやっているお店の様でした。水はセルフサービスです。
料理がくるまでの待ち時間は、マンガやスポーツ新聞で時間を潰すこともできます。そこそこ種類も揃ってました。
最後に
今回はお昼時に伺いましたが、サラリーマンや作業着を着た男性の方達が入れ替わりで次々と入ってきてました。ササっと食べては出て行き、次のお客さんが入ってくるの繰り返しです。価格の手頃さと気楽に入ることのできる雰囲気で、地域に根付いたお店なのだと思います。わたしも初めての来店でしたが、何故か妙に居心地が良く感じる雰囲気と、家庭的な料理と味付けで、また伺いたいと思うお店でした。清田区で食事を取ることはあまりありませんが、機会があれば是非また伺いたいと思います。
SNSの反応
住所:札幌市清田区清田1条3丁目7-25
電話:011-881-0137
営業:10:00〜18:00
定休:日曜・祝日