外観
今回ランチを食べに伺ったのは、札幌市豊平区にある餃子のお店「餃子の花家」さん。材料にこだわった手作り餃子を食べることができるお店です。もともとの店舗は地下鉄南郷13丁目駅の近くにあったそうですが、2015年に今の場所に移転したそうです。
お店の場所ですが、札幌市豊平区の有名なジンギスカン屋さん「つきさっぷジンギスカンくらぶ」の近くになります。詳しい場所は下の地図でご確認下さい。駐車場は店舗横に4台分ありました。建物から一番離れた場所に駐車しているのはお店の方の車だそうですので、前に停めても大丈夫な様です。
餃子ライスセット
餃子ライスセット(餃子6個) 880円
ランチセットの中からいただきましたのは「餃子ライスセット」。セット内容は以下の通り。
- 餃子6個
- ライス
- キムチ
- 大根サラダ
餃子の数は4個・5個・6個から選ぶことができ、数で料金が変わります。
- 餃子4個 780円
- 餃子5個 830円
- 餃子6個 880円
餃子は皮も餡も全て手作り。7~8cm程の大きな餃子は、見ているだけで迫力がありました。
餃子の皮には外国産の小麦粉は使わず、北海道産の小麦粉「春よ恋」を使用しています。皮はとても厚くモチモチとしていて、噛むとしっかりと甘みが感じられました。また中の餡には上富良野産の「ラベンダーポーク」、八紘学園で作られた低農薬キャベツ、道産ニラ、青森県産低臭ニンニク、高知県産生姜を使用しているそう。一噛み毎に肉汁が垂れてくるくらいジューシーな餃子餡です。餡の主張が強すぎず、キャベツの割合が多めに感じられました。個人的には餡よりも皮が美味しいと思える餃子です。
お味噌汁はインスタント。キムチは少々甘めで酸味は少なめ。大根サラダの野菜はみずみずしかったです。
四川風麻婆豆腐セット
四川風麻婆豆腐セット 980円
麻婆豆腐は土鍋での提供。グツグツと煮え切った状態で運ばれてきた麻婆豆腐は、以下記載の3段階から辛さを選ぶことができました。今回は②の中辛で注文。四川風と聞いていたのでもっと赤くて激しい色の麻婆豆腐を想像していましたが、見た目は普通の麻婆豆腐です。他、ご飯・味噌汁・大根サラダがセットになってました。
- ① ラー油・山椒はなし
- ② 中辛でラー油・山椒は適量
- ③ +50円 激辛で唐辛子・山椒を増量
アツアツの麻婆豆腐で猫舌のわたしには食べるのが大変でしたが、最後まで冷めないので体が暖まりました。冬にはとても嬉しいメニューです。一口いただくと、まずは旨味が口の中に広がり、辛さは後から追いかけてくる感じです。四川風という位なのでしっかりと辛いのですが、旨味が先行するので嫌な辛さではありません。また仄かに効いた山椒の香りが、とても心地よかったです。とても美味しくいただくことができました。
なお、同じ豊平区の美園にある中華料理屋さん「唐韻」さんの麻婆豆腐みたくガッツリ辛い訳ではなく、また量もそこそこなので、デカ盛り好き・激辛好きには少々物足りないと思います。
店内の様子
店内は広くはなく、カウンター席とテーブル席で計16席。カウンターの前がオープンキッチンとなっていて、調理の様子を見ることができました。日曜日のランチで伺いましたが、13時位に2人ほど席が空くのを待っていた様です。
昼のメニュー
ランチでは一部のメニューのみの提供。以下記載します。
- 餃子ライスセット
- 四川風麻婆豆腐セット
- 油淋鶏セット
- 担々麺セット(白か黒かを選択)
- チャーハン
また、テイクアウト用のお土産餃子もできるそうです。但し、お土産餃子は焼き餃子のみ。焼き餃子のみの理由は、家庭ではお店と同じ様に焼き上げるのが困難なためとのことです。
夜のメニュー
夜のメニューは充実していて、昼のメニューにはない「エビチリ」や「酢豚」、「あんかけ焼きそば」などのメニューもありました。個人的にはあんかけ焼きそばが好きなので、是非ランチメニューにも加えて欲しいです。
最後に
個人的には北海道のソウルフード「みよしの」の餃子に代表される皮が薄めの餃子が好みで、今回の「餃子の花家」さんの様な皮の厚い餃子はあまり好んで食べませんでした。皮より餡が好きで、皮の主張が強い餃子は好みではなかったからです。しかし今回の餃子は皮がとても美味しく、餡が皮を引き立てていた様に感じられました。花家さんみたいな餃子ならアリかもと思う事ができたことは、自分にとっても収穫でした。
住所:札幌市豊平区月寒東4条16丁目1-1
電話:011-851-5880
営業:11:30~15:00(水~日)、18:00~22:00(金土)
定休:月・火(水曜日不定休の場合有)