【江別市屯田資料館】北海道最大級の入植地!江別にある最古の屯田兵の本部建物!-江別市野幌-

前回は…

江別市を散策してみよう。ということで思い立った今回のドライブ。前回は「江別市ガラス工芸館」を見学してきました。レンガの町である江別市ならではのレンガ造りの建物であり、また建物の中は世界で活動を行っているガラス職人「柿崎均」さんのギャラリー&工房となっていました。風情ある建物と独特なガラス作品を見学することができ、意外と楽しむことができました。有料ですがガラス造り体験も行うことができるそうですので、別の機会があれば是非体験してみたいとも思いました。
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江別市屯田資料館へ!

「江別市ガラス工芸館」の次に向かったのは「江別市屯田資料館」
ガラス工芸館の前を通る遊歩道「のっぽろグリーンモール」を先へ進むと、直ぐに見えてくる建物です。ガラス工芸館の前からでも見えますので、迷う事はないかと思います。なお屯田資料館に駐車場はありません。車で向かう場合はガラス工芸館の駐車場の使用が可能な様でした。

 

のっぽろグリーンロード沿いにある「錦山緑地」の前に建物があります。周りには木々が生い茂っていて、木漏れ日の中を歩くのはとても清々しかったです。となりには「錦山天満宮」がありました。

 

 

屯田資料館の概要と入場料

「江別市屯田資料館」は1884年頃に建てられた建物で「屯田歩兵第三大隊第二中隊本部」として使用されていました。現存する最古の屯田兵の本部建物であり、また数少ない明治期の官庁建築として「北海道有形文化財」にも指定されています。建物の特徴としては、木造1部2階建で天井部に梁を渡さない「バルーンフレーム方式」の構造となっているそうです。

建物は1913年に1度「江別第二小学校」の横に移されましたが、1994年にもともとあった場所に近い現在地に再度移されました。当時の形態に修理・復元され、現在の屯田資料館となったそうです。

 

入館料は以下の通りです。

  • 大人    100円 (団体 80円)
  • 小中学生   50円 (団体 40円)

江別市郷土資料館との共通券

  • 大人    240円 (団体200円)
  • 小中学生  120円 (団体100円)
  • 身体障害者は無料

 

建物の中へ

早速建物の中へ。

まずは建物に入って左手の部屋で入場料を支払います。館内には江別の屯田兵村のジオラマや、屯田兵中隊長を再現した人形が展示されてました。また建物自体や江別の屯田兵の歴史などは、受付をしてくれた係の方がかなり丁寧に説明してくれました。

 

こちらが屯田兵中隊長の人形。ボタンを押すと話しだします。

 

建物の廊下。

左手には便所や見張り所。右の一番奥には2階に続く階段がありました。

 

特別に2階を案内してもらいました

とても階段が急なため普段は立入禁止となっている2階を、特別に見学させていただきました。係の人と話をすること1時間弱。わたしが屯田兵や北海道の歴史に興味があることが伝わったのでしょうか。快くOKをいただきました。

 

2階は武器庫として使われていたそうです。階段が狭くて急なのは、襲われて武器を盗られにくくするため。緊急時に武器を使用する際には、写真手前の床にある開閉扉から武器を降ろしたそうです。

 

次に向かうのは…

江別市屯田資料館では、北海道の開拓の基礎を築いた屯田兵の歴史を垣間見ることができました。係の方の丁寧な対応のおかげで思っていた以上に屯田兵の歴史を知ることができ、また普段は見ることができない2階の武器庫まで見学することができました。建物は大きくないので見方によってはアッという間に見終わるかも知れませんが、じっくり見ると意外と楽しいかも知れません。
さて次に向かったのは「江別市郷土資料館」。更に江別市の歴史を掘り下げます。

<次の目的地>
準備中

 

 

【江別市屯田資料館】

住所:江別市野幌代々木町38-11
電話:011-385-4766
営業:9:30~17:00(入館は16:30頃まで)
定休:4/29~11/3までの月~金曜(祝・振替休日を除く)、11/4~4/28

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