前回は小樽老舗のお菓子屋さん「飴谷製菓」をご紹介しました!
今回のドライブは「赤井川・余市・小樽」と、後志管内をグルっと回ってきました!
まずは札幌から小樽に入り、毛無峠を越えて赤井川村へ。道の駅などで買い物をしたあとは、余市町へと移動しました。余市町では「ヨイッチーニ」さんのイタリアンランチをいただき、お腹も一杯に!その後、小樽へと移動し、久しぶりに向かったのは小樽の代名詞とも言える「小樽運河」。前回は、小樽運河周辺にある「飴谷製菓」さんをご紹介しました。100年続く老舗菓子屋さんの飴は、素朴でとても美味しい飴でした。

ノスタルジックな雰囲気がたまらない、夜の小樽運河!
元々は荷物を運ぶための水路として使われていた「小樽運河」。観光地として整備されてからは、瞬く間に知名度が上昇!今や小樽の顔として、地元の人以上に観光客の方々を楽しませています。そんな小樽運河の最大の魅力は、石造りの水路とガス灯のぼんやりとした灯りが創りだすノスタルジックな雰囲気!昼の小樽運河も情緒が溢れ素晴らしいのですが、夜になると良さが更に倍増します。今回はそんな夜の小樽運河をご紹介します!
観光エリアから少し離れた情緒ある「北運河」を眺めてみよう
まずはとても静かな北側から。
夜はまず観光客が歩くことはなく、静かな雰囲気を醸し出す北運河。信号1つ挟んだだけで、まるっきり世界が変わります。奥にある橋の向こう側には漁船が並ぶエリア。観光地の雰囲気から地元の雰囲気へと一気に変わります。対岸の建物が倉庫やオフィスとして使われている分、派手さに欠ける北運河ですが、しっとりとしたこの雰囲気もとても魅力的でした。
観光客船も走る小樽運河一の絶景を眺めてみよう!
運河の北側から道路を1本挟んだのが、小樽運河のメインストリート。明るさも鮮やかさも、そして賑やかさも、全く雰囲気が異なります。たくさんの観光客が歩いていて、写真を撮ってはしゃいでいる人もいれば、ぼ~っと景色を眺めている人もいて、みな思い思いに楽しんでました。
散策路の対岸には古くから使われている倉庫群。これらがライトアップされ、雰囲気をより一層良いものに変えています。ライトの灯りもですが、ガス灯のぼんやりとしたオレンジの光も、周りにとても調和していました。
紅葉が始まる秋の時期には、小樽運河沿いの倉庫の外壁のツタが赤く彩り、更に雰囲気を盛り上げます。現在この倉庫の大半は、飲食店として使われているものが多く、客として中に入ることも可能。席によっては倉庫の中から小樽運河を眺めることもできてしまうかも?興味のある方は、以下記載の店舗も調べてみて下さいね。
赤・黄色・緑とツタのグラデーションがとてもキレイだったこの日の小樽運河。ほとんど風もなく、周りの景色が全て水面に写ってしまうくらいでした。雲間からは月あかりが差し、ひと味もふた味も良い雰囲気に。少々肌寒かったですが、寒いのも秋から冬にかけての北海道観光の醍醐味。体を壊さない程度に、満喫して行ってほしいものです。
小樽運河周辺にはこの様な施設も
小樽運河から信号1つ渡った先にある屋台村「小樽出抜小路」。
若鳥の唐揚げで有名な小樽の「なると屋」を始め、てんぷら・海鮮・焼き鳥・ラーメンなどの屋台の他、ジェラート・クレープなどのスイーツまで楽しむことができる飲食店の複合施設です。小樽を観光し過ぎて疲れた時にはフラッと立ち寄り、軽くクイッと飲んで英気を養うのもいかが?
小樽運河を走る「小樽運河クルーズ」の乗り場。
料金は大人1,800円(日中は1,500円)、子供500円(小学生以下)。時間は約40分で、メインの運河だけではなく、北運河や、小樽運河を出て一部港の中も通るそうです。たまたまかもしれませんが、訪問した週末は順番待ちの列が途切れることはありませんでした。乗ってみたい人は心して向かって下さい。
最後に
久しぶりに歩いた小樽運河では、情緒あふれるノスタルジックな雰囲気を楽しむことができました。何度も小樽には足を運んでおり、小樽運河にも飽きるくらい行っていますが、過去にこの日ほど良い写真が撮れたことはありませんでした。何よりも天気の良さと、秋の紅葉が作り出した景色がとても良く、まだまだ見ていない小樽運河の一面を見ることができた様な気がします。今回行って分かりましたが、おススメは夕暮れの時間帯。行ったことがある人も無い人も。機会があればぜひ足を運んでみて下さいね。
【 小樽運河 】
住所:小樽市港町5