【豊浦町】18年度サケ網オーナー制度に応募し当選!稚魚放流体験会の参加レポ!

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経緯(いきさつ)

昨年2017年に参加させていただいたのは、胆振地方にある「豊浦町」で行われた「ホタテオーナー制度」。1口30000円を支払うことで、ホタテの耳吊りロープ1本分のオーナーになることができる企画でした。最終的には何と約12kg・100枚以上ものホタテを手に入れることができた他、ホタテの耳吊り作業・漁船に乗って沖合に出たりなどの各体験も行うことができました。また各体験の後にいただいた、新鮮なホタテのお刺身やバーベキューなども食べ放題!2017年は豊浦町のホタテにまみれた楽しい1年間でした。ホタテオーナー制度の詳細は下記リンクよりご訪問下さい。

経緯(いきさつ)北海道の豊浦町が2017年に行ったホタテオーナー制度。「1口 30,000円」の登録料を支払うことで、耳づり用のロープ1本分の水揚げされたホタ...

そんなホタテオーナー制度の最後の挨拶の際に言われたのは「来年はホタテオーナー制度の他に「サケ網オーナー制度」も企画しています!」。サケ網オーナー制度とは、サケ網漁で水揚げされるサケのオーナーになることができる制度です。稚魚放流体験や漁業体験の他、最終的にはサケのオスとメスを各1匹ずついただくことができてしまいます!メスのお腹には、もちろんイクラ入り!初年度となる2018年のオーナー制度参加費は1口50000円とやや高かったのですが、あまりにも珍しい企画だったためすぐに参加を決意!募集が始まった当日、オーナーになることができる先着100組に向けて、意気揚々と申し込んだのでした。

 

稚魚放流体験会へ参加

開催日  : 2018年 5月26日
集合時間 : AM9:00 豊浦温泉しおさい駐車場

当日は朝6時頃に札幌を出発し、約2時間後の8時過ぎに豊浦町に到着しました。車の中で待っていると、駆け寄ってきたのは昨年のホタテオーナーの時にもお世話になった、豊浦町の観光課の方と地域おこし協力隊の方。顔を覚えていてくれたこともあったのですが、何とこの日の参加者はわたし達のみ!みなさん都合が合わず欠席とのことでした‥。どうなることかと思いましたが、逆にこの状況を独り占めできる、またとない機会。同伴者の妻と2人で十分に楽しませていただきました!

 

まずはサケについて知ってみよう!

まずは豊浦町観光課の方の車で移動。
向かったのは2017年11月にリニューアルしたばかりの「豊浦町地場産物販売加工施設」。インディアン水車公園の駐車場敷地内にある建物です。もともとは民間業者がお土産屋さんを営なんでいたそうですが、最終的に建物は町に譲渡され生まれ変わりました!中では水産物の加工や販売を行う、町の新たな観光拠点として活用される予定なのだそうです!

 

中の様子は写真の通り。まだ本格運用は行われていない状態でした。サケの遡上の時期に合わせて、水産加工品の販売などを適時行っていく予定なのだそうです。

そしてこちらの建物を利用して、まずはサケの生態系についての講座が開かれました。豊浦町地域おこし協力隊の田中さんが講師を務め、全て手作りの小道具を使ってかなり詳しく教えてくれました。

 

”人”生ゲームならぬ、”鮭”生ゲーム。細かく作りこまれていて、これ1枚で内容がギッシリです。

 

サケのぬいぐるみも全て手作り!

 

稚魚放流の舞台へ移動!

サケについての講座が終わり、インディアン水車へと移動します。建物横の小道を抜け、小さなトンネルをくぐるとインディアン水車に到着。徒歩2~3分くらいの距離になります。

 

貫気別川沿いに設置されたインディアン水車。こちらがサケの稚魚が放流される舞台となります。正直、この直前まで稚魚放流体験というものをなめていました。「コップで稚魚をすくって川に流すだけだろ‥、参加者が少なかったのも同じ様に思っていた人が多かったからでないの‥」と。しかし、そんな気持ちはものの5分で吹っ飛ぶことに!この後に見た光景は、漁業関係者でないとなかなかお目にかかることができないとても貴重なものでした!

 

サケの稚魚が入っていたのは、トラックの上のタンクの中。その数は何匹・何十匹なんてものではなく、何千匹・何万匹の世界!タンクから繋がるオレンジのホースを介して、インディアン水車のある用水路へと放流されます。

 

左側の水路の左側面の壁から‥

 

ドドドドド~ッと、サケの稚魚が一気に放流されていきました!
稚魚の数が多いので、放流は1~2分程度で終わるどころか10~20分以上は続きます。その間、サケの稚魚がズ~ッと水面をピョンピョンと跳ねていました!サケの性質なのか放流されてすぐに川を下っていく訳ではなく、少しだけ下流で川の流れに向かって留まっていました。そのため川の中には、大量のサケの稚魚を確認することができました!

 

サケの稚魚がウジャウジャとたくさん!
インディアン水車の下流へ行くほど、稚魚が少しづつ大きくなっていました。安全なインディアン水車公園の中で、少し成長してから川を下っていくのでしょう。この大量の稚魚が海に出ていき、何年か後にこの貫気別川に帰ってこれるのは約5%以下。そう考えると考え深いものもあります。

なお今回豊浦町の広報の方も同行していましたが、広報の方も初めての稚魚放流体験だったそう。終始わたし達と同じ様な、驚いた表情をしていました。地元にいてもなかなかみることのできない光景。とても貴重なものでした。

 

港へ移動、ホタテの耳吊り作業を見学!

稚魚放流体験が終わってからは港へ移動。
こちらでは、昨年のホタテオーナーの時にも経験した「ホタテの耳吊り作業」を見学することができました。昨年は実際に自分で耳吊り作業を行ってみた訳ですが、プロの作業を見るのは今回が初めて。どの様に行われているのか、とても興味をそそられます。

港ではちょうどホタテの水揚げ作業中。
クレーンで吊られていたのが、まさにホタテの入ったカゴでした。

 

こちらは昨年のホタテオーナーの時にも体験することができた光景。ホタテのクリーニング作業と中身のないホタテの選別作業の様子です。取り立てのホタテにはムール貝やら海藻やらがたくさんついているので、水で洗い流しつつふるいにかけてキレイにしていきます。カゴの中には、キレイになった大量のホタテが入っていました。

 

次は建物の中へ移動し、ホタテの耳吊り作業を見学します。
耳吊りとは、ホタテの稚貝に穴を開けロープに括り付ける作業のこと。耳吊りロープは海上に貼った別のロープに括り付けられ、海の中で吊るされた状態でホタテが育ちます。そのため水揚げの際の手間が省け、また水揚げしたホタテには砂が含まれていないなどの利点がでるそうです。

ここではホタテの耳吊りをするため、貝殻に穴を空ける作業を行っていました。

 

穴を空けたホタテの稚貝は、浜の母さん達によって次々とロープに括られていきます。そのスピードは見ていて気持ちが良いほど。熟練だからなせる技です。

 

次は市場へ移動!魚のセリの様子まで見学できました!

ホタテの耳吊り作業を見学した後は「卸売市場」へ移動。魚のセリの様子を見学させていただきました。セリには本来漁業関係者でなければ立ち入ることができません!そのためこの体験もとても貴重なものとなりました。

 

大量のカレイ!
その他にもソイやらヒラメやら八角やらアンコウやらカニやらがズラ~ッと!カゴに入ったものもあれば、生け簀で泳いでいるものもあり、魚の種類も豊富でした。わたしも普段から市場などで魚を買って自分でさばいて食べていますが、見ているだけでよだれが出そうなほど鮮度が良くて美味しそうな魚が並んでいます。できるなら、自分の分も買って帰りたかった程でした‥。さすが卸売市場!

 

ホタテの稚貝も大量に並んでいました!
こんな量さばけるのか?ってくらいの量でしたが、セリが始まると気づいたらアッという間にさばき終わってました。

 

セリの様子。
アッという間にせり落とされていく魚たち。素人には何をしゃべっているのかも分からず、いつせり落としたかもわからない状態です‥。そんな中、丁寧に解説してくれた市場の方にはとても感謝でした!しかし、あの量の魚がこんな値段で売られていくなんて‥。ここでは書くことができない内容でしたが、より漁業への理解が深まった気がします。

 

最後は豊浦町を味覚で満喫!ホタテにイチゴまで!

最後は、豊浦町を味覚で楽しみます!
ホタテオーナーの時は卸売市場の中でBBQを行いましたが、この日は使用ができなかった様‥。なので今回の会場は「豊浦温泉しおさい」の裏で行われました。目の前がビーチという最高のロケーション。天候がかなり良かったのと、未だそこまで日差しが強くない時期だったので、とても気持ちが良かったです!

なおさばいているのは「サクラマス」!先ほどの卸売市場で手に入れた新鮮なサクラマスは、見るからに美味しそうでした!

 

そのサクラマスを‥

 

チャンチャン焼きでいただきました!
脂がのって、とても美味しいサクラマス!野菜もたっぷりでボリューム満点です。本当であれば、たくさんのサケ網オーナーさんが参加する予定だったため、わたし達と豊浦町の方たちだけでは食べきることのできないくらいの量でした。豊浦町長も参戦してみんなお腹一杯いただきましたが、余った分は豊浦町の方達が晩御飯として持って帰ってました。

 

その他にもホタテの炭焼きや、チャンチャン焼きにピッタリな温かいご飯があったり、豊浦沖で獲れた新鮮な「マツカワガレイ」のお刺身も!マツカワは熟成したものではないので甘みこそほとんどありませんでしたが、コリッコリな食感で鮮度・脂ノリも抜群!刺身好きにはたまりません!ちなみにビーチを目の前に刺身を食べたのは、人生でこれが初めてです。

 

豊浦町特産品のイチゴも!
こちらは今や市場にはなかなか出回らない品種「宝交早生(ほうこうわせ)」。傷みやすく、触ったところから変色し始めるくらいのデリケートなイチゴです。その分果肉が柔らかく、酸味よりも甘さが際立っていました。家庭菜園では良く見られる品種でもあるみたいですが、まさかサケの稚魚放流体験会でイチゴを食べることができると思っていなかった‥。サクラマス・マツカワもですが、イチゴもとても美味しく大満足でした!

 

食べ切れなかった発砲スチロール一杯のホタテとイチゴ2パックはお土産にいただきました!もちろん本来は、体験会に来るはずだった他のオーナーさん達のお腹に入る予定だったもの。ここだけは、この日の参加者がわたし達だけだったことに感謝!笑 とてもたのしい体験会でした。

 

次に向かったのは‥

午前中いっぱい行われた今回の稚魚放流体験会。まさかあんなに大量のサケの稚魚を放流するとは夢にも思わず、ただただビックリさせられっぱなしでした。試食会でも約半年ぶりに豊浦町の旬の食材をお腹いっぱいいただきましたが、特に豊浦産のホタテが身が甘くて美味しいことを再確認!お土産にもらった発泡スチロールいっぱいのホタテも、3日かけて全てお刺身でいただきました。とても充実した今回の体験会。秋にあるサケの収穫体験も、今からとても楽しみです!さて体験会は午前中で終わったので、この後はもちろん寄り道してから帰ることに。まずは豊浦町のお隣の壮瞥町へ向かいました。

<次の目的地>

前回は‥豊浦町で実施された18年度の「サケ網オーナー制度」。1口50000円を支払うことで、最終的にサケのオス・メス(イクラ入り)1匹ずつをいただける上に、2...



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全道をドライブすること15年強、不動産業に従事するサラリーマンブロガー。道内173/179市町村を走破。許容走行距離は約700Km/日まで。自ら撮った写真を使ったブログを約10年執筆中。人込みは苦手で、特に誰も行かない様な穴場観光地が大好き。最近は北海道の歴史・碑などにも興味深々です。

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