【豊浦町】17年度ホタテオーナー制度に応募し当選!約12kgのホタテと貴重な体験会への参加レポ!

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経緯(いきさつ)

北海道の豊浦町が2017年に行ったホタテオーナー制度。「1口 30,000円」の登録料を支払うことで、耳づり用のロープ1本分の水揚げされたホタテを受け取ることができるとのこと。4月1日から先着50口限定での募集で、不漁の場合でもホタテ10kgを保証するとのことでした。

わたしがそのことを知ったのは、2017年4月1日の募集日当日の午前。偶然見ていた「北海道新聞Web」に記載してあったのを見て「これだ!」とピンときました。北海道の有名地は大方行ってしまっていたため、新たな刺激が欲しかったのでしょう。すぐに応募のFAXを送付しました。しかしそんなに甘くはなく、一度は抽選漏れしてしまいましたが、後日キャンセルが出たため繰り上げ当選!無事ホタテオーナーとなることができたのでした。

 

 

ホタテオーナー制度の概要

当町の基幹産業であるホタテ養殖漁業のオーナーになってもらうことにより、豊浦町水産物のPRを図る。

<ホタテオーナー制度の流れ>

  1. 4月中にオーナーを募集(50口限定、1 口:30,000 円)
  2. 5月下旬~6月上旬頃に耳吊り体験を実施
  3. 沖洗い作業等の様子を随時ホームページで発信
  4. 12月~1 月頃に水揚げ体験&試食会を実施
  5. 水揚げしたホタテをオーナーに発送(10kgを補償)

(豊浦町HP:「平成29年度町づくり」より引用)

 

耳吊り体験会への参加

開催日  : 2017年5月28日
集合時間 : 8時45分 豊浦温泉しおさい駐車場

当日は朝6時頃に札幌を出発。8時過ぎには豊浦町に到着しました。車の中で時間を潰していると、次々と他のホタテオーナーさん達もやってきました。この日は10組23名のホタテオーナーさん達が集まった様です。なお体験会へはホタテオーナーさん本人はもちろん同伴の家族等も参加が可能でした。お一人の方もいらっしゃいましたが、大半が家族やご夫婦できている方達でした。

 

豊浦町の係の方の案内で、「しおさい」の駐車場から体験会会場の「豊浦支所卸売市場」へと移動。「しおさい」からは徒歩5~10分位の場所にあります。

 

体験会は豊浦町の係の方と、豊浦町長のご挨拶から始まりました。

 

ホタテ漁師の「竹島寿一」さん。今回のホタテオーナー制度で、わたし達が出資したホタテの管理を最後まで行っていただいた方です。ホタテについて、色々と説明をしていただきました。

 

ホタテの耳吊りに使われるロープには、この様にピンが等間隔でついています。ピンには返しがついていて、ホタテがピンから抜けない様な仕組みになっています。

 

事前にホタテの稚貝にあけた小さな穴に、このピンを挿していきます。

 

実際の耳吊りの様子です。早い人だと5~6分程度でロープ1本分の耳吊りを行うのだとか。

 

ロープ1本分で、これだけのホタテの耳吊りができました。この稚貝を海に沈め成長させる訳です。

 

卸売市場から港へと移動。

 

竹島さんの漁船で、耳吊りロープを海へ沈めに沖へ。

本来はホタテオーナー本人しか乗船できない予定でしたが、全員乗船させてくれました。遠方のホタテオーナーが多かったためか、欠席者が多かったものと思います。なおこの日は運よく漁船に乗ることができましたが、耳吊りロープを海へ沈める作業は天候次第で中止となることもあります。

 

沖で予め海に沈めてあるロープを引き上げます。

 

このロープに先ほど耳吊りをしたロープを括りつけ、海へ沈めます。ホタテの収穫は約7ヶ月後の12月。どれだけ成長するかが楽しみです。

 

豊浦町で毎年行われている「TOYOURA 世界ホタテ釣り選手権大会」。水槽内にいる口の開いたホタテに専用仕掛けを入れ、口を閉じた瞬間に釣り上げる競技です。制限時間は3分間で、世界記録は15枚。2018年3月の大会が栄えある10回目の開催となります。

沖合から戻ってからは、ホタテ釣り大会の疑似体験が行われました。ホタテオーナー達によるホタテ釣り選手権大会。4人ずつのトーナメント制で行われ、優勝者は8枚もホタテを釣り上げてました。簡単そうに見えるホタテ釣りでしたが意外と難しく、わたしは3枚が限界でした。

 

また、ホタテ漁師の竹島さんの奥さん特製の「ホタテカレー」が振舞われました。大量のホタテの稚貝が入ったカレーには、ホタテの出汁がたっぷりと含まれていて、とても美味しかったです。

 

ホタテ水揚げ体験会へ参加

開催日  : 2017年12月24日
集合時間 : 9時45分 豊浦温泉しおさい駐車場

案内状を見て「まさか!」と思いましたが、開催日はクリスマスイブ。ただでさえ寒い今冬の北海道。参加者はどの位いるのだろうと考えながら、朝7時に札幌を出発しました。この日の参加者は、ホタテオーナーさんとその同伴の方も合わせて11名。ご家族で来ていた方もいらっしゃいましたが、年配の方が多いイメージでした。後で聞いたところ、漁師さん達の漁期との調整上、今回はこの日以外の開催が難しかったそうです。

 

この日はあいにくの荒天。

当初は漁船に乗って沖へ行き、実際にホタテを水揚げすることができる予定でした。しかし徐々に風が強くなってきたため、安全確保のため急遽中止に。漁師の竹島さんにより、ホタテを水揚げしていただけることになりました。その間予定を繰り上げて、ホタテオーナーさん達によるホタテ釣り大会が開かれたり、ホタテの試食会が開かれました。

 

竹島さんが沖から戻ってくるのを待って、船へと移動しました。

 

ここではホタテの洗浄作業を見学しました。

海から揚げたばかりのホタテには、ムール貝やその他訳のわからない生き物などがたくさんくっついていました。このままだと商品にならないため、きれいにする作業が加わります。

 

使われるのがこちらの機械。通称「ガラガラ」。筒状の部分が回転することで、ホタテに付いたゴミを落とすことができます。

 

投入したホタテはベルトコンベアで運ばれ、ガラガラの中へ。

 

身の入っていない死んだ貝や、ムール貝などが取り除かれ、きれいな状態のホタテが選別されます。

 

こうしてきれいになったホタテが、各ホタテオーナーさん達の手に渡っていった訳です。今回の収穫量は約11~12kg位。最低保証量の10kgはクリアしていました。

ちなみに今回のホタテは2年貝のため少々小ぶりです。通常、食べごたえのありそうな大きなホタテは3年貝。肉厚で身がプリップリしていますが、ホタテ漁師に言わせれば本当に美味しいのは2年貝だそう。貝柱からは3年貝より甘みが感じられ、卵の部分も濃厚でウニみたいな味がするとのことです。

 

会場へ戻ってからは、水揚げしたばかりのホタテの試食会が行われました!
刺身・炭焼き・味噌汁…、わたしも全部で20個以上はいただいたと思います。先ほどまで海にいたホタテ。新鮮で歯ごたえが良く、且つ非常に甘みが感じられ、ホタテの世界観が変わるほど美味しかったです。

 

新鮮なホタテのお刺身に、

 

ホタテの炭焼き、

 

ホタテの蒸し焼き、

 

ホタテのアヒージョ。

 

焼きホタテ・蒸しホタテにホタテの味噌汁。そのまま食べたり、マヨネーズをつけて食べたり、バジルソルトをかけて食べたり。1日でこんなにホタテを食べたのは初めてです。しかもそれが全て水揚げ直後の鮮度の良いホタテだなんて、とても贅沢な経験をさせていただきました。

 

豊浦産ホタテの特徴

噴火湾でのホタテの養殖は、豊浦町が発祥の地

いくつもの川が流れ込んでいる噴火湾は、ミネラルなどの養分やプランクトンが豊富なのだそう。ホタテの産地でも栄養環境が整っている場所はなかなかないそうで、そのため日本一のホタテの養殖産地とも言われているのだとか。噴火湾産のホタテの特徴としては、甘味があり貝柱が大きいこと。弾力があって新鮮な活ホタテはお刺身には最適で、また幼貝をロープでつり下げて育てるため砂を含んでいないとのことです。

 

最後に

今回体験することができたホタテオーナー制度。

1口30,000円という安くはない金額で、単純にホタテが欲しいだけなら買った方がお得かトントン位かも知れません。しかしそれ以上に生産者や地域の皆さんとふれ合うことができ、ホタテに対する理解を深めることができたこと。漁船へ乗り込んだり、浜の料理をいただくことができたことは、お金に換えられない貴重な経験になったと思います。わたし自身も、当初オーナー制度には非常に興味があったものの、ホタテ自体は人並みの興味しかもってませんでした。それが水揚げしたホタテを食べてからは、ホタテの美味しさを再認識。持って帰った11~12kgのホタテは、2~3日でなくなってしまいました。まだまだ食に対する理解が浅いな~と、改めて思いました。これからもドンドンと北海道の良さを理解できる様に、各地を攻めていきたいと思います。

 

ホタテオーナー制度 紹介動画

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