「ミクニサッポロ」!
本日はミクニサッポロさんでディナー!
縁があって昨年こちらのレストランで結婚式を行わせていただいたのですが、今回は結婚式の特典で一周年記念のディナーに招待いただきました。特典でいただく無料のディナーということで正直内容にはあまり期待しないで伺ったのですが、通常のコース料理と同じ内容のものがでてきたので、結果大満足なものとなりました。

ミクニサッポロさんの場所ですが、「JR札幌駅」に直結している商業施設「ステラプレイス」の9階にあります。なお複数機あるステラプレイスのエレベータの内、ミクニサッポロさんへ続くのは1機のみ。エレベータの場所はステラプレイスの案内板に表記されているので、必ずご確認下さい。

 

 


エレベータを降りてすぐの廊下から、雰囲気の良さを実感します。人込みの凄いステラプレイスの中とは違い、9階はミクニサッポロさん1店舗のみ。内装・雰囲気共に、周りとは違う特別な空間が広がっています。

廊下の角を曲がると「三國シェフ」の写真が飾ってありました。北海道留萌支庁の「増毛町出身」で、北海道にも所縁のある方です。HPを見ると三國シェフの運営する店舗は、全国で14店舗。その内北海道の店舗は、「ミクニサッポロ」と上川町の「フラテッロ デイ ミクニ 上川」の2店舗です。

 


キャッシャー・バーカウンターなどがあるスペース。
周辺のテーブルでの食事も可能で、また個室も2室ありました。写真中央の大きな扉を開けると、ビルの屋上にも係わらず中庭が広がっています。

 



店内の様子。
広くて天井の高い開放的な空間で、テーブルや席の間隔も広く取られています。その為、周りを気にせずゆっくりすることができました。

大きなガラス越しのオープンキッチンは、どの席からも眺めることができます。防音もしっかりしており、キッチンの中の音や話し声も全く聞こえません。ゆったりとしたBGMが流れる落ち着いた雰囲気で、店内にシェフやホールスタッフの大声が飛び交う某三ツ星レストランとは大違いです。

 



テーブルセットと本日のメニュー表。
中を見てみると、昨年末にいただいたコースとほぼ同じ内容。
結婚式でゆっくり食べられなかった分を取り戻そうと、昨年末に再度ミクニサッポロさんに訪問。幻の羊肉「プレサレ焼尻」を含むコースをいただきましたが、一年程経ったこの日も、回り回って「プレサレ焼尻」の時期となっていた様でした。どうせなら代わったメニューをいただきたかったですが、どうやらプレサレ焼尻とは縁がある様です、わたし。

 



ワインなどのお酒やドリンクのメニュー表がこちら。

 


ワインはやめ、結局一番飲みたかったビールに。
ミクニサッポロさんは「サッポロクラシック」でした。

 


妻はブドウジュースで乾杯。

 


ステラプレイス9階からのキレイな夜景を見ながら食事をいただきます。夜景を眺めていると、1年程前はハッキリと見えていた「テレビ塔」が、今建設中の札幌市役所新庁舎の陰に半分隠れていることに気が付きました。今後も駅前地区の再開発により高層ビルが増えると思われ、どんどん景色も変わっていくと思うと少々寂しくなりました。

 



「アミューズ」
アミューズは「お楽しみ」の意味との事。日本で言うところのお通し見たいなものです。

昨年いただいたアミューズと内容は全く同じで、カスベのほほ肉を生ハムで巻き衣を着けた一品。ソースの上にはシェフ配合のオリジナルスパイス。内容は同じで新鮮さはありませんでしたが、前回同様とても美味しいアミューズ。カスベの優しい味とホロホロの食感が良く、またスパイスとの相性が抜群です!

 


自家製パンは、表面がカリッカリのハードなパン。
主張がそれはど強くはなく料理の邪魔になりませんが、それだけでも十分美味しいパンでした。

 





「北海道産蝦夷鹿と放牧豚のパテアンクルート」
パイ生地で包まれた鹿肉と豚肉のパテ。臭みはほぼ全くなく、とても食べやすいです。1切れが厚くかなりボリュームもあるパテ。それが2切れもありますので、1皿目で結構な満足感です。添えてある大根?のピクルスが、お口直しに丁度良かったです。

 



「奥尻沖真鯛のポアレ 蘭越町の田中さんがつくった丸茄子のフリットとピューレ添え”スープドポワソン”がけ」
「ポワレ」とはフランス料理の調理方の1つで、底の深い銅鍋に小量のフォン(出汁の一種)を入れ蒸し焼きにすることだそう(ウイキペディア参照)。また「フリット」とは、衣にメレンゲを加えて作る揚げ物のことです。なお「スープドポワソン」は魚介のスープのこと。

プリップリの真鯛。皮面はしっかりと火が通っていてカリッカリ。非常に食感が良く、それだけでもう美味しい!普段だとコース料理の白身魚はその淡白さに飽き飽きしてしまうことが多々あるのですが、濃厚なスープドポアソンとの組み合わせが非常に◎。海老の出汁が非常に濃くて、淡白な白身魚との相性は抜群でした。

 



「焼尻産サフォーク子羊”プレ・サレ焼尻”の炭火焼き」
メインの肉料理は「プレ・サレ焼尻」!以前のブログでも「プレ・サレ焼尻」の詳細を記載しましたが、今回も以下に記載します。

プレサレの「プレ」とは「牧草地」を差し、「サレ」「塩分を含んだ」の意味で、フランスのモンサンミッシェル湾付近の低湿地帯の呼び名だそう。その地域で育成された羊が「プレサレ」と呼ばれ、独特の風味をもたらすのだとか。そんなフランスと焼尻島の環境が酷似しており、味も負けず劣らずとの事より、「プレサレ焼尻」のブランド名となったそうです。数が少ないうえに、大半は銀座などの本州の高級店に卸されてしまう為、地元羽幌町の肉屋さんでも常に取り扱っている訳ではなく、また北海道で食べることが出来る飲食店も数店舗だけと限られています。ちなみにこの「プレサレ焼尻」、年間200頭程しか出荷できない貴重な羊。その内、ミクニサッポロでは4頭程しか割当がないのだそうです。

 



奥のお肉から、モモの部分、肩。
お高めな羊肉になればなるほど獣臭さが少なくなる傾向あると思ってますが、それはプレサレ焼尻も同様。モモの部分はとても柔らかく臭みがないので、羊肉を食べている感覚があまりありませんでした。そして今回も一番美味しかったのは肩の部分。個人的にプレサレ焼尻は脂身の部分が一番美味しいと思っていて、脂身の部分がこれ程甘い羊肉は他に食べた事がありません。その脂身が特に多かったのが肩の部分。全くくどさを感じない甘~い脂身と柔らかいお肉のバランスが非常に良かったです!

※ 他に北海道でプレサレ焼尻を提供している飲食店
島っ子食堂(羽幌町焼尻島)
ミクニサッポロ(札幌市)
モリエール(札幌市)
北海道ビール園(札幌市)

 



「滝川産北海あいがものロティ きのこのフリチュールとデュクセル 甘長唐辛子添え ソースエイグルドゥース」
妻の食べたあいがものロティ。こんなに厚いの鴨肉は初めてです。とても肉厚で、臭みも少なく美味しかった様でした。

 



「滝上町の月村さんがつくったフロマージュブラン 本日のスタイルで」
「フロマージュ・ブラン」とは、フランス語で「白いチーズ」の意味。酸味がありますがヨーグルトよりは軽めであっさりしていて、またチーズ特有の匂いやクセがありません。一般的なイメージのチーズとは、味が全く異なります。

フロマージュブランは酸味があり、味も固さもチーズを食べているというよりはヨーグルトを食べている感覚です。上には旬の柿と柿で作った甘いソースがかかってました。お肉を食べた後のお口直しに丁度良かったです。

 



「北海道産ぶどうのソルベと”ナイアガラ”のジュレ」
ブドウのジュレの上には、ブドウの果肉・ソルベ・ムース・ブドウ型のメレンゲ菓子。ブドウが満載なデザートで、1皿で色々な形のブドウを使ったデザートを楽しむことができます。

個人的には1つ前のフロマージュブランで口の中に酸味が広がっていたため、更にブドウの酸味が強調されてしまい、酸っぱさしか感じることができなくなってました。最初にこれ出されていた方が美味しくいただくことができたのだと思います。

 


「厚真産ハスカップのガトーショコラ そばの実のローストと牛乳アイス添え」
厚真産のハスカップ入りのとても濃厚なガトーショコラに、サッパリとする牛乳アイス。ハートのチョコのプレートには、ホテルからの結婚式1周年のお祝いメッセージが書かれてました。また、運ばれてきた時にはロウソクが立っていました。

ここでミクニのスタッフさんよりサプライズ!
このスイーツと一緒に写真を撮ってくれました。撮った写真は帰りに渡してくれた他、A4サイズのカレンダーも作ってくれていました。思いがけないサプライズに、少々嬉しくなりました!

 


最後はドリンクに小菓子。

 

サービス良し、雰囲気良し、味も良しと、特段文句のつけどころのないミクニサッポロ。あえて一つ文句をつけるとするのであれば、とても量が多いこと。1品1品が他のコース料理より多いし大きいので、いつも中盤位でお腹一杯になってしまいます。なので今回は最初のビール1杯以外ドリンクは頼みませんでした。しかし、それでもまだお腹が苦しかったです。逆に言えば、それだけ満足したということなので、機会があれば是非また伺わせていただきます。

なおこちらのコースですが、通常は13,000円~15,000円位。これだけではなく、比較的お手頃な価格のコースもありますので、もっと気軽に伺うこともできると思います。わたし達も次の機会は、もう少しお腹に優しい量の少ないお手頃なコースをいただこうと思っています。

 


 

【 ミクニサッポロ 】
住所:札幌市中央区北5条西2丁目5 札幌ステラプレイス9階
電話:011-251-0392
営業:11:30~14:00、17:30~20:30 L.O
定休:毎週火曜日、他に月に1~2回休業日有

 

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