今回は「雪印メグミルク」さんの札幌工場へ、工場見学に行ってきました!

 


雪印メグミルク札幌工場さんでは、祝日・年末年始以外」の日に工場見学を受け付けています。注意したいのは、「前日までの完全予約制」なこと。予約状況により見学を受け付けていただけないこともあるそうですので、日程に余裕を持って予約連絡をした方がよさそうです。

 

 


工場見学ツアーには3種類のコースがあります。

  • Aコース:約60分
    【個人】午前/9~11:00の間で30分刻みにスタート
    午後/13~15:30の間で30分刻みにスタート
    【団体】9:00、10:00、13:00、14:00、15:00
  • Bコース:約30分
    【個人・団体】10:00、15:00
  • A+Bコース:約90分
    【個人・団体】10:00、15:00
  • Aコースの内容は、
    「酪農と乳の歴史館」2階展示室で、昔使用していた機械類や現在の工場の様子を模型などで見学した後に、雪印メグミルク札幌工場で実際に牛乳が作られている、2ヶ所の製造室を窓越しに見学ができるコース。」
  • Bコースの内容は、
    「酪農と乳の歴史館」3階展示室で、北海道の酪農のはじまりと雪印メグミルクの歴史を紹介するコース。」

今回は訪問時間の都合上、Aコースにて予約受付をしました。

 



「酪農と乳の歴史館」というのは、雪印メグミルク札幌工場に併設する資料館で、公式HPによると以下の通り。

「1975年に雪印メグミルクの前身である「北海道製酪販売組合」の創立50周年を記念して建設を決め、1977年9月に雪印史料館として誕生しました。創業以来の歴史を物語る重要文献や貴重な資料等を収集の上、一同に展示し、製造機械などの実物標本によって発展の歴史的経過を明確にして、後世に正しく伝承したいとの願いを込めたものです。 ~中略~ 館内には、日本の酪農、乳業にかかわる貴重な史料がわかりやすく展示されており、開館以来370万人以上の見学者を受け入れてきました。また、酪農と乳の歴史館は2004年に北海道遺産に、館内の史料は2007年に国の近代化産業遺産に登録されています。」

酪農と乳の歴史館1階外で受付を済ませ、待合場所となる「PR室」に移動。室内に入る前に見えたのは、雪印メグミルクの札幌工場の外観。その前には記念写真を撮るのに丁度良い、牛の親子が飾られてました。

 




待合室となる「PR室」。120名の方が入ることのできる広い部屋。机の形は雪印のマーク「雪の結晶」をイメージした六角形で統一されてます。

室内には雪印メグミルクの歴史を記載したパネルなどが飾られ、またスクリーンの牧場の風景の前には記念撮影用の小物が置いてありました。私たちも見学が終わったあとに記念撮影を進められたので、記念に1枚撮っていただきました。

なお見学までの待ち時間に、渡された事前アンケートに記入する必要があります。このアンケートは当日の健康状態の確認を取るためのもの。食品を扱っている工場のため、インフルエンザ等の感染症が疑われる場合は、見学を断られる場合があるそうです。雪印メグミルクさんの前身の「雪印」さんで起こった集団食中毒事件の件もあり、しっかりと衛星管理が行われている様です。

 



PR室の一角にあったのが「勝源神社」なる神社。現地の案内板によると、以下の様な説明書きがありました。

「勝源神社は、平成17年12月8日に雪印カツゲン発売50周年を記念して札幌工場内に設置され、平成28年3月12日に現在の酪農と乳の歴史館へ移設しました。(雪印カツゲン 昭和31年発売)お社には、雪印カツゲンのガラス瓶を必勝祈願や合格祈願の守り神として、おまつりしております。社号は、商品名の由来である「活力の給源」の「活源(カツゲン)」とするところ、北海道では、カツゲンが「勝つ」と縁起をかついで密かに飲まれているとのことから、「活」を「勝」に置き換え「勝源」といたしました。カツゲンを飲んでお参りして頂きますと必ずやあなた様にカツゲンパワーのご利益が伝わるはずです。」

 



カツゲンとは「活力の給源」という言葉から名前を取った飲み物で、発売から60周年を越えた北海道限定発売の乳酸菌飲料です。

過去には色々な味のカツゲンが販売されており、当ブログ執筆中には「リボンナポリン」とのコラボカツゲンが話題になってました。

 




「勝源神社」という位なので、奉納されているのはもちろん「カツゲン」。おみくじや絵馬なども行っている様で、おみくじの代金については「苗穂神社」に奉納しているとのことでした。

 


そうこうしている内に工場見学のスタート!案内していただいたのは、とても声の綺麗なお姉さん。なお酪農と乳の歴史館・工場見学はどちらも写真撮影は不可。2階に上がる前に置いてありました、バター造りの為の機械が唯一写真撮影が可能でした。

2階には、創業当時に使用されていたバター造りの為の機械の他、牛乳・マーガリン・ソフトクリーム・脱脂粉乳等の機械や製造工程等の説明を伺うことが出来ます。また1/30サイズの工場模型などが展示してあり、本物そっくりに動きますので、工場全体の流れがひと目でわかるようになっています。一部の写真等については、雪印メグミルクさんのHPでも確認することができますので、下記リンクよりご訪問下さい。

また今回は訪問しておりませんが、3階には北海道の酪農と雪印メグミルクの歴史を語るたくさんの史料が展示されているそうです。北海道の酪農、乳業の歴史をパネルで展示している他、昔の商品パッケージや宣伝パンフレットなどが飾られているそうです。

 


2階に上がる階段には、スイス・ドイツ等のヨーロッパや西アジア等から集められた74個の「カウベル」が飾られています。「カウベル」とは牧場などで牛の位置を確認するために着ける牛用の鈴のことですが、実際に触れて鳴らすことができました。同じ金属製のものでも音が一つ一つ違い、また木製のカウベルで木魚みたいな音がするものなどもあり、音色の違いを楽しむことができました。

2階の資料を見学した後は、工場の生産ラインを見学。2階の窓越しに牛乳の生産風景を見学することができました。なお、見学のタイミングによっては、生産ラインが動いていない場合もありますので、事前にご確認下さい。

 


工場見学のラストでは、雪印メグミルクさんの商品を紹介している展示コーナーと、雪印メグミルクのスキー部の紹介コーナーがありました。

 





バター・カツゲン・コーヒー牛乳・ネオソフト・6Pチーズなどの定番商品も数多く並んでましたが、こんなものもあったの!?って商品もたくさんありました。

特に目を惹かれたのは「コーヒー味のマーガリン」。こちらはアークスグループさんで取り扱っているそうですが、既に完売しているお店がほとんどだそう。また6Pチーズの「スープカレー味」「ホタテ味」など、店頭で見た事のない商品もありました。こちらは「雪印パーラーの札幌本店」で取り扱っているそう。こんなの知らなかった‥。6Pチーズのスープカレー味を試してみたいので、機会があれば絶対雪印パーラーに寄ることにします。

 


1998年の長野オリンピックのスキージャンプで団体で金メダルを取った際のメンバー「原田選手」が所属していたのが雪印。現在も監督として活躍しており、またコーチには同じく長野オリンピック団体のメンバーだった「岡部選手」がいます。

長野オリンピックの際に着用していたジャンパーやスキーなどが展示されているのが、こちらのスペースです。

 



現在の雪印メグミルクのジャンプチームには、「伊藤大貴選手」「清水礼留飛選手」などが所属しております。ソチオリンピックでメダルを取った際の写真が飾ってました。

また長野オリンピックの際に、原田選手が使用していたスキーは着地の衝撃でビンディング部分が壊れてしまっていたとのことでした。

 


工場見学の最後は試食。
今回は工場で作られた牛乳と、クリームチーズをいただきました。お土産には牛乳型の消しゴム。かわいいので使うより飾っておきたい一品です。

工場見学ができる工場でも、ほとんどの場合は工場のラインが止まってしまう休日には行われておらず、平日がメイン。その為、今までも工場見学に行って見たかった気持ちはあったのですが、なかなか機会に恵まれませんでした。今回伺った「雪印メグミルク」さんでは、酪農の歴史、バター等製造の歴史や工程・用具など普段なかなか見ることのできない展示内容で、とても興味の惹かれるものでした。是非これからも機会があれば積極的に工場見学を行っていきたいと思いますので、その際にはまたご紹介できればと思います。

 


 

【酪農と乳の歴史館】
住所:札幌市東区苗穂町6丁目1-1(雪印メグミルク札幌工場内)
電話:011-704-2329
営業:9:00~15:00
定休:土、日、祝日、年末年始

 

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