鉄道機材が豊富!長万部町の郷土資料室!【長万部町民センター】-山越郡長万部町-

「平取町」から「新冠町」を回り、「苫小牧市」で夕食を食べてから札幌への帰路についたのが前回のドライブ。前回ドライブにつきましては下記リンクよりご訪問いただければ幸いです。
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さて今回ですが、目的地は道南の「長万部町」!きっかけは北海道のローカル番組「EXILE TRIBE 男旅」!EXILEの「SHOKICHI」さんや、劇団EXILEの「青柳翔」さん、「八木将康」さん等、EXILEメンバーの中でも北海道出身の方々が出演し、北海道の各地を紹介する番組。各地の観光協会等の協力を得て番組を制作していると思われ、番組には市町長さんや観光協会の方・ご当地ゆるキャラ等の出演も目立ち、他の情報媒体よりかなり深く掘り下げて紹介しているので、毎週必ず見ている数少ないテレビ番組の一つです。

そんな「男旅」で紹介されていた長万部町。普段通りかかった事はあっても、掘り下げた事はなく、番組を見ていても結構楽しめそうな雰囲気でした。当日はあいにくの猛吹雪…。札幌では何十年ぶりの、12月にもかかわらず50cmを越える雪が降り交通は大混雑の中、長万部町まで強行ドライブに行ってきました!札幌からは「国道230号線」を、喜茂別町→留寿都町→洞爺湖町とひたすら進み、途中「道道97号線」に抜け豊浦町へ。後は「国道37号線」を真っすぐ進み、長万部町に到着したのは出発から3時間半後の10時半頃。天候の割には意外に早く着く事ができました。

 

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「長万部町民センター」
長万部町を事前に調べてみましたが、どうやらご当地ゆるキャラの「まんべくん」が長万部駅にあります観光案内所「インフォまんべ」に現れるとの情報が。時間等は調べても出てこなかったのですが、その間の私の知らない内に妻が観光協会に問い合わせメール…。どうやらこの日は11時半に出没するとの事だった為、それまでの間に回ってみようとの事で訪れました!

 

 

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エントランスホールです。
右側が「郷土資料室」。左側が「鉄道村」となっていました。

入館料は「無料」。休館日は「月曜日」
開館時間は10:00~18:00。となってます。

 

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エントランスには鉄道車両や軌道自転車等が展示されてました。

かつては鉄道の町として栄えた長万部町。小樽・札幌へと続く「函館本線」と、伊達・室蘭・苫小牧へと続く「室蘭本線」が交差する地点で、重要な施設等も多数あったのだとか。その当時の名残の品々が、他にも多数展示されていました。

 

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エントランスホールには、他に当時の写真が貼ってありました。

 

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「鉄道村」の入り口。
入り口は改札口を模した形となっていました。こちらの特徴は「見て・触れて・動かせる」展示。実際に触れて楽しむことができ、またそこまで混んではいませんでしたので、ゆっくりと楽しむ事ができる鉄道が好きな方にはたまらない施設だと思います。

 

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入口の裏側。
裏側も改札口。お金を入れる為のケース等、当時の様子を伺う事ができます。

 

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鉄道村の中の様子。
多数の鉄道資料の他に、鉄道模型やプラレール等が展示されてました。実際に動かして遊ぶことも出来ます。

 

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信号機や計器類、スイッチ等、展示の種類は豊富です。スイッチ類等も実際に操作して遊ぶ事ができました。鉄道にあまり詳しくない私には見ても良くわからないものも多かったですが、興味を惹かれるものも非常に多かったです。

 

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階段を上がった2階には、戦前に栄えた「静狩金山」の資料が展示されていました。

大正時代に探鉱された静狩金山ですが、太平洋戦争の影響で当時金よりも需要の高かった実用金属の需要が高まると、静狩金山は休山を余儀なくされ、その後の終戦後も復活する事はなかったとの事です。

 

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静狩金山の資料展示室の隣の部屋は、長万部町出身の直木賞・日本文学大賞受賞作家「和田芳恵」さんの資料展示室となっておりました。

和田芳恵さんは1906年生まれの男性で、1963年下半期に小説「塵の中」で直木賞を受賞し、1975年に「接木の台」で読売文学賞、1977年には「暗い流れ」で日本文学大賞を受賞等、数々の賞を受賞した作家さんだそうです。

 

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連絡通路を渡り、お次は「郷土資料室」へ!

郷土資料室は1966年に起こった「シャクシャインの乱」以後の、長万部町の歩みを辿る多くの資料・文化財が展示されています。

 

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郷土資料館の2階には、主に長万部町の遺跡から発掘された「埋蔵文化財」が展示されており、土器等が並んでました。

 

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1階には動物のはく製や鎧兜、農機具や昔の黒電話等の機器、火消し車等の民俗資料が多数展示されておりました。

 

限りあるスペースのいたる所に資料がギュ~っと詰まって展示されており、見た目以上に内容が濃かった資料館でした。もう少し時間に余裕があればゆっくり滞在して鉄道機材等で遊んで行きたかったですが、一通り見学が出来たので次へ向かう事とします。

 


 

【 長万部町民センター 】(郷土資料館・鉄道村)
住所 : 山越郡長万部町字長万部413ー12
電話 : 01377-2-5396
営業 : 10:00~18:00
定休 : 祝日を除く月曜日、12/30~1/5

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